空に零れた、アイの叫び





[ストーリー]

それは、ある一つの噂から始まった。
主人公・浅葱宮人は少し変わった能力を持っているだけの普通の高校生だった。
そんな彼がいるクラスの一人・熊谷がここ最近ずっと学校を休んでいた。
何の説明もない長期間の欠席はいろんな噂を立てたが、どれも信憑性のないものばかりだった。
だが、熊谷が行方不明だというニュースが流れた事で事件は一変する。
しかも、友人が天瀬奈織の話によると熊谷の行方不明には不可解な点が多いらしい。
煮えきらぬまま浅葱は日々を送るが、それは待ってはくれなかった。
熊谷と同じような行方不明者が世界中で多発しているらしい。
それはいつしか「神隠し」と呼ばれ、畏怖されていた。
さっきまでいたはずの人間が忽然と姿を消す謎の現象・神隠し。
一人、また一人と人が消えていく中で、彼らは何を思い、何を考えるのか。
そして、世界はどこに向かっていくのか――





[キャラクター]

浅葱 宮人(あさぎ みやと)
物語の主人公。
日常生活に全く役に立たない能力を持っているだけの至って普通の高校生。
母親の性格と似て基本的には大雑把だが、どこか繊細。
数々の人の行動を見ていく中で、彼自身の大切な事を見出していく。


藤鳥 沙凪(ふじとり さな)
小学校からの友人。
浅葱がだらしないため、いつも世話を焼いている。
浅葱はありがた迷惑しているが、周りのものからすれば羨ましい限りらしい。
吹奏楽部に所属していていつも熱心に練習をしている。


天瀬 奈織(あませ なおり)
沙凪の親友。
明るく親しみやすい性格からクラスの中でも人気が高い。
勉強をするより運動をしている方が似合う元気な女の子。


神谷 楓(かみや かえで)
浅葱の小学校からの悪友。
男なのに楓という女の子っぽい名前が厭らしい。
活発的でいつもクラスの中心にいる男子。
天瀬と同じく、頭を使うより身体を使う方が得意。


浅葱 宮子(あさぎ みやこ)
宮人の母。
女手一つで宮人を育ててきた。
大雑把、大らかで自由奔放だが、きちんと母親をしている。





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