四国旅行記


3月20日 晴


卒業旅行と称してぶらり旅を決行することになりました。
メンバーはクラスでも特に仲のよかったawa⊂⌒~⊃。Д。)⊃
旅行の内容は、awaのワゴンRに乗ってどこかに行くということしか決まっていません。

注釈1:ワゴンR
車好きのawaの2代目の愛車。1代目の愛車アビーが事故で廃車になり購入された。彼曰く“アビーは彼女、ワゴンRは親友”らしい。


実際、『四国に行く』と決めたのも3月20日。
つまり、当日です。
そんな、行き当たりばったりの四国2泊3日の旅。


〜自宅〜

awaの実家から私の実家まで3時間ぐらいかかるので、彼が到着したのは20日の16時過ぎでした。
到着してからどこに行こうかと相談します。
とりあえず、寒いのは嫌&ワゴンRがノーマルタイヤということもあり、(京都から見て)西は却下。
南はクラスの卒業旅行で南紀白浜に行ったのでこれまた却下。
残るは東となるわけですが、九州は日程的にきついので四国か中国になります。

注釈2:中国
鳥取とか岡山とかの辺り。チャイナにあらず。あまりぱっとしない県ばかりなのは気のせいか(失礼


あーだこーだ言ってると、『温泉に行こう』という漠然とした思いがふつふつと湧き上がってきたので、四国に行くことが大決定しました。
さらになんとなく四国を一周しようと思い立った私たちは、ヤフーで温泉を調べ、大体四国をぐるっと回れる位置にある温泉をピックアップし、印刷しました。
この時点で候補に挙げられたのが、鳴門温泉、足摺温泉、道後温泉でした。
この四国一周+温泉3箇所という大まかな予定がぶらり旅の名に相応しいですね。
私たちはこの目的だけを頼りにワゴンRに乗り込みました。


〜自宅→京都〜
第一の目的地を鳴門温泉に設定し、夜に到着する予定で出発しました。
しかし、旅行に行くための装備を整えなければいけません。
その装備とはDC/ACコンバーターとFMトランスミッター⊂⌒~⊃。Д。)⊃

注釈3:DC/ACコンバーター
カー用品の一つ。車の中で家電製品を使うためにシガーソケット電源を家庭用電源に変換する装置。シガーソケットをコンセント代わりに使えるようになるため、パソコンや携帯の充電などが簡単にできるようになる。


注釈4:FMトランスミッター
様々なオーディオ機器から流れる音を電波で飛ばし、FMチューナーなどで再生できるようにする装置。例えばトランスミッターをiPodに繋げ、車のチューナーを設定した周波数に合わせるとiPodの音楽を車のスピーカーから流すことができる。


なぜこれが必要かといいますと、車内でパソコンを使いたいからです。
今回のドライブを快適なものにするため、移動中の音楽は必須。
しかし、ラジオは好きな曲がなるとは限りませんし、ポータブルプレイヤーは一人しか聞けません。
かと言ってCDで鳴らすのも、入れ替えなどが手間ですし、荷物が増えます。
そこで登場するのがパソコン。
あらかじめ好きな音楽を突っ込んでおいて、FM電波で飛ばせば上記の手間は全て解決!
パソコンって素晴らしい!

注釈5:パソコンって素晴らしい!
というようなことをMixiに書いたところ、“そんなことをするのは君ぐらいだ”と言われた。あうち。


というわけで、オードバックスで両機器を購入しました。
これでPCも充電できるし、音楽も流せるし、万々歳!
スーパーオートバックスに1時間以上いたのは内緒だっ!

装備を整えた私たちはついでにオードバックスの近くで腹ごしらえをすることにしました。
リーズナブルな値段で超大盛りメニューが食べられる店で食事をすることにしたんですが、如何せん人気のお店で30分待ち。
仕方なく隣接しているゲームセンターで時間を潰すことにしました。
一枚のドアで繋がってるなんて、狙ってるとしか思えない
しかし、待たなければならないのもまた事実。
旅のお供にとクレーンゲームで人形を取ることにしました。
数機あるうちの一つを見て、『これ行けそう』という根拠のない自信が湧き上がってきます。
すかさず私は200円を投入。
そして――




俺様が旅のイメージキャラクター、スティッチ様だ。よろしくな!

見事、一回でげっつ!
リロアンドスティッチのスティッチです。

注釈6:スティッチ
ディズニーの映画のキャラクター。エイリアンらしい。


幸先のいいスタートに興奮気味の私たちは2〜3人前と書いてある料理×3品を2人で食し、再び車に乗り込みます。
装備も整え、お腹も満たしました。
ここからが旅の本番です。


〜京都→神戸〜
目的が四国なので、本土で足止めを食らうわけにはいきません。
ここはリッチに高速に乗ってガツーンと進むことにしましょう。
大山崎(京都)から西宮(兵庫)まで高速に乗ること1時間。
時間短縮の対価として1150円が交通費に加算されます。
地図には1400円て書いてあるのに。
どうやら地図が2年ほど古いようです。
途中のパーキングエリアでパソコンが無線ランの電波を拾っていることに気が付きました。
無線ランばんざーい、と言いつつどこからかの電波を拾ってインターネット
無線ランしてる人はちゃんとセキュリティかけましょうね!
笑ってる人もいるでしょうが、拾った無線の3分の1ほどのノンセキュリティでした。
危ない危ない。

セキュリティもかけないで無線ランなんて困ったもんだ。初歩の初歩の知識もないから情報が漏れるんだよ

渋滞ゾーンを高速で乗り切った私たちは無事神戸の地に降り立ちました。
このまま海沿いを走れば明石海峡大橋に乗ることができます。
しかし、ここがぶらり旅の真骨頂。
夜景見ようぜ!と、急遽六甲山の山頂に向かうことにしました。

注釈7:六甲山
阪神の応援歌に出てくる山。夜景が綺麗な神戸の観光スポット。カップル率&走り屋さん率高し。


急な坂道をワゴンRがひぃひぃ言いながら登っていきます。
二人とも行ったことがないので、どこに行けばいいのかも不明。
とりあえず、青看板の『六甲山 山頂』の文字を頼りに突き進んでいきます。
しかし、行けども行けども展望台っぽいところが見えてこない。
挙句の果てに下り始めた始末。
どうやら山頂=展望台ではないようです(見落としただけかもしれませんが)。
仕方がないので、分岐点を適当に進むことにしましたが結果は変わらず。
ついには見知らぬ街に到着してしまいました。
わーい、迷子だっ!
まぁ、山に沿って走ったので大体この辺りだろうという予測は付きます。
後はシックスセンスと看板を頼りに突き進むのみ!

注釈8:シックスセンス
人間が持つ五感(視覚、嗅覚、聴覚、味覚、触覚)では捉えられない超常的を事象捉える感覚。幽霊は貴方だ!


そして、しっかり結果を出すのが私たち。
すぐに正規のルートに行くことができました。
ひゃっほう!

しかし、この六甲山寄り道事件が後々大きな綻びとなって現れるとは誰も予想だにしなかったのである――


〜六甲山→明石海峡大橋〜
垂水から明石海峡大橋に乗った私たちは第一目的地である鳴門までルンルン気分で進んでいきます。
しかし、時間が時間なので景色がまったく見えない_| ̄|○
おまけにガソリンがないという緊急事態も発生。
景色はともかく、ガソリンはまずい。
そうこうしてるうちにもガソリンは少しずつ減り続けています。
四国に辿り着く前に頓挫か――誰もがそう思い始めた瞬間――


ハイウェイ・オアシスの看板を発見!
まさにオアシス!

注釈9:ハイウェイ・オアシス
明石海峡大橋の途中にあるパーキングエリア。トイレ、軽食はもちろん、明石海峡大橋建設に関するビデオや使用されているケーブルが展示してあり、観覧車もある。


これが橋に使われているケーブルだ。明石海峡大橋はこのでかいケーブルで吊ってる世界最長の吊り橋で、工事も大変だったらしいぜ。

おそらく昼間は動いてるんだろうな。橋と神戸を一望できるみたいだし、なかなか景色はよさそうだ。

さーて、プチ観光も終わったところでガソリンを入れよう。
隅の方にあるガソリンスタンドに向かう私たち。
そこに迎えていたのは真っ暗なガソリンスタンド――
しまった、閉まってる!(ぁ
これはまずいことになりました。
ガソリンがない車など、ただの鉄くず。
帰ることすらできない!
そんなこんなで今日の鳴門温泉行きは諦め、淡路島で宿泊することになりました。
起きたらガソリンスタンドも開いてるでしょうし、問題解決。
初日から出鼻をくじかれた感がありますが仕方がありません。
それにしても、垂水・東浦間(10キロほど)で高速代が2000円だとっ!
足元見やがってっ!

注釈10:足元見やがってっ!
淡路島への渡航手段は橋か船かのどちらかである。しかし、船は時間がかかる上、四六時中出ているわけではない。そうなると実質橋しか選択肢がなくなってしまうのである。それを見越してかどうだか分からないが、橋の渡航運賃はキロ当たり約200円(普通車)という法外な値段が設定されている。


降りてすぐのところにローソンとガソリンが向かい合ってるところがあったので、ローソンの裏側の駐車場に車を停めました。
ぶらり旅なので(?)車内泊です。
貧乏学生にはこれっきゃないぜっ!
そんなこんなでその日は就寝。
夕方に出たとはいえ、四国に到達することなく寝るなんて、大丈夫か、私たち。

狭いし、寝にくいし、寒いし……困ったもんだぜ

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