第六回 「擬音語」

はいはいはいー、六回目は擬音語ですよ。

さて、擬音語とは読んで字の如く、音を擬した言葉です。
早速例を挙げてみましょう。


ex)
猫がニャーニャー鳴いている。


「ニャーニャー」の部分が擬音語です。
この世界には音があります。
音というのはいろんな聞こえ方をしますが、それを無理やり言葉で表したのが擬音語なのです。

そう言われると、ほら簡単。


ex)
犬がワンワンと吠えた。
鶏がコケコッコーと鳴いた。
烏がカーカーと鳴いている。
波がザブンと音を立てた。
風がピューピューと吹いている。


挙げれば切りがありません。
擬音語は一瞬で理解できたと思いますが、今度はちょっと応用して考えてみましょう。


ex)
風がピューピュー吹いている。
風がビュービュー吹いている。
風がゴーゴー吹いている。


ちょっと言葉を変えると受ける印象が全然違うのに気が付くはずです。
下に行くにつれ、風がどんどん強く吹いている感じがすると思います。
擬音語というのは同じ単語(今なら「風」)でも何通りも表し方が存在するものがあります。
少し思い浮かべていただければすぐに二、三個は出てくるのではないでしょうか。

さて、なんでこんな事言い出したかというと、読者は文字からその情景を読み取って想像するからです。
例えば、嵐の孤島にいるという場面があったとします。
そこに「風がピューピュー吹いている」と書いてあったら「そんなに大きな嵐じゃないのかな」と思われてしまうかもしれません。
逆に、「風がゴーゴー吹いている」と書かれていたら大半の人が強い嵐を想像するでしょう。
このように擬音語は程度によってその表し方が変化する事があります。
読者の受け取り方を考えて場面、状況にあった擬音語を選びましょう。

さて、擬音語の講座はこれで終わりですが、余談的な事を書きたいと思います。
興味ない人はこのままブラウザを閉じちゃっても何の問題もないですのでー。

もうご存知の通り、擬音語は音を文字で表したものです。
そのため、聞く人によって表現に差が生じるのが普通です。
しかし、どういう訳か、北海道でも沖縄でも通じてしまいます。
こういうのが刷り込みっていうんでしょうかね(爆
小さい頃から、雷はゴロゴロだし、犬はワンワンだった気がしますし……。
それとも、小さい頃はその程度の表現方法しか知らなかったからでしょうか。
まぁ、いいや(爆
で、同じように、これが全世界でも通じたらいいんですがそれはちょっと難しいようです。


ex)
(日)鶏がコケコッコーと鳴いた。
(米)鶏がクックドゥードゥードゥーと鳴いた。
(仏)鶏がココリコと鳴いた。
(独)鶏がキケリキと鳴いた。


同じ鶏の鳴き声をとっても、国によって様々な表し方があるようです。
残念ですが、アメリカでコケコッコーと言っても通じないのです。
余談になりましたが、こういう事も頭の片隅に置いておきましょう。

それでは、ご機嫌よー。

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