第五回 「連続使用の注意(名詞)」

ついに五回目ー。
だんだん更新ペースが下がっていますが、気にせずにいきましょう。
さて、「連続使用の注意」はたくさんあるので、何回かに分けてやっていきたいと思います。
という訳で、最初は名詞でごー。

連続使用というのは、同じ言葉を近いところで何度も何度も使う事です。
ではでは、サンプルいきましょう。
今回は名詞がメインなので、名詞の連続使用の例にします。


ex)
目覚まし時計が定刻通りに爆音を鳴らした。
目覚まし時計の音は部屋中に響き渡り、気分よく寝ている俺の鼓膜を揺らした。
目覚まし時計を止めるために、頭の部分を手探りで叩いた。
スイッチを押すと、目覚まし時計は音を放つのを止め、部屋にいつもの静けさが戻った。


この文を読んで「目覚まし時計、目覚まし時計ってうるさいんだよ!」って思った人、正解です。
これが連続使用の注意です。
同じ言葉を何度も近いところで使うと、その言葉がなんともいい難い雑音になります。
まだ「めざましどけい」で七文字ですが、これがグレートブリテン及び北アイルランド連合王国とか朝鮮民主主義人民共和国とかなら、書く方も読む方も嫌になります。
話は少しずれてしまいますが、こういうのに注意する傾向は英語にも見られます。


ex)
I have school swimming suit.
This is my sister's one.
   ↓(訳)
私はスクール水着を持っています。
これは私の妹のスクール水着です。


はい、きちんと英語を訳せば上のようになります。
しかし、二つ目の英文にはどこにも「school swimming suit」と書いていないのに、訳には「スクール水着」と書いてあります。
さてさて、これはどこから出てきたのでしょうか?
答えは「one」です。
もし、「one」を使わなかった場合、


ex)
I have school swimming suit.
This is my sister's school swimming suit.


こうなります。
でも、これじゃあ、何回も「school swimming suit」ってうるさいですよね。
だから、英語ではこういう時は他の言葉に置き換えるのです。
多くの場合、こういう風に「one」を使います。
英語でも、何度も連続して同じ言葉を使う事は、はっきり言って鬱陶しいのです。
それを防ぐため、いろいろと策を講じなければいけません。
例として目覚まし時計の文を私なりに書き直してみました。


ex)
目覚まし時計が定刻通りに爆音を鳴らした。
耳障りな喧しい音は部屋中に響き渡り、気分よく寝ている俺の鼓膜を揺らした。
睡眠を妨げる敵を止めるために、頭の部分を手探りで叩いた。
スイッチを押すと、宿敵は音を放つのを止め、部屋にいつもの静けさが戻った。


これでどうでしょうか?
目覚まし時計と使っているのは最初の一行だけですが、その後の行でも目覚まし時計の事について話してるのが解かると思います。
何度も同じ言葉を使うのではなく、いろいろな言葉を補う事によって、すっきりとした文章にする事ができるのです。
ここで気を付けなければならないのは、補った言葉がきちんと元の言葉を表しているか、という事です。
言葉を補っても、それが目覚まし時計と解からないのでは意味がありません。
読者に混乱を招いてしまいます。
ちゃんと元の意味を含んでいるかを考えて、すっきりとした文章が書けるようにがんばりましょう。

ではでは、あでゅー。

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