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さて、第二回は比喩法ですよー。 倒置法と同じく比喩法も小学校辺りで習ったかと思います。 習ってなくて記憶になかったとしても、あるいは小説を書いていなくても日常会話で普通に使われる技法ですけどね。 比喩法はその動作、表情、姿などをそれとは別のものに置き換えて表現する方法です。 そうする事により、雰囲気を出したり、親近感が抱いたりと様々な効果が得られます。 喩えるものはものの数だけあるので、いろんな比喩を試してみましょう。 さて、そんな比喩法は「直喩」と「隠喩」に分けられます。 まず最初に直喩の方から見ていきましょう。 ex) そのロボットは、暴走して獣のように敵を貪り喰った。 直喩は「〜のように」や「〜のような」、「〜みたいに」と何に似ているかを明確に記述する場合の比喩をいいます。 上の場合、ロボットが「獣に似ている」となってますね。 「獣が肉を喰らう」と書く事でおどおどしくて野性的、攻撃的、知性的でないという雰囲気を表現している訳です。 これを比喩なしに書くと、 ex) そのロボットは、暴走して敵を貪り喰った。 貪り喰っただけでも十分雰囲気はあると思いますが、やはりあるのとないのとでは違いますよね。 逆に「〜みたいだ」という言葉が入っていれば、直喩として成立するので「〜みたいだ」の部分も雰囲気によって選ぶといいですね。 「〜の如き」、「〜らしき」などもいい感じ。 ただ、倒置法と同じく何でもかんでも比喩するのではなく、時と場合に応じて使っていきましょう。 ここまで読めば、もう直喩はへのかっぱ。 余裕のよっちゃんですね。 問題は次の暗喩です。 隠喩は「メタファー」、「暗喩」とも呼ばれます。 たまに何か読んでいると「これは〜という意味のメタファーなのである」と書かれている事がありますよね。 名前から想像できるように直喩とは反対の使い方をします。 では、例。 ex) この剣は古来より戦に使われ、たくさんの血を吸ってきた。 どの部分が比喩だか解かるでしょうか? 正解は「血を吸ってきた」の部分です。 知っての通り無機物である剣は血なんて吸いません。 しかし、「たくさん人の血を浴びてきた」「たくさん人を殺めてきた」という事を雰囲気を出すために、「吸った」という風にしています。 こういうあたかもそれが「人」であるかのように扱う事を特別に「擬人法」と言いますが、詳しくはまた今度。 話を隠喩に戻します。 隠喩というのは直喩のように「〜みたいだ」「〜のようだ」と書かずに、比喩する方法です。 どちらも喩えているという点では同じですが、使い方が少し違うので、いいと思う方を使っていきましょう。 言っちゃうとそれで終わっちゃうんですが、比喩はいろいろ奥が深い。 いくらでも喩えようがありますし、同じ喩えを使ってもちょっと変えれば雰囲気がぜんぜん違います。 がんばって、比喩を上手に使えるようにしましょう。 しかし、よく考えて使わないと、何に喩えているか、読者に伝わりにくい事があります。 比喩を使う時は、読者の見線で書くことも必要です。 逆に自分が読むとき、比喩らしい表現があったらそれが何に喩えられているか、きちんと読み取れるようになりましょう。 直喩の方は「〜のようだ」と書かれているので解かりやすいですが、隠喩にはありません。 特に注意して、どこが隠喩なのか見落とさないようにしましょうね。 待て、次回! あでゅ〜。 |