外視風景 2/深淵侵蝕








隔離された白い空間。


蒼穹そうきゅうに浮かぶ太陽の光でさえ遮断する。


無機質な光に照らされている部屋には嫌な臭いの空気が充満している。


死人を入れておくための白い棺。


唯一進入が許されているのは、黒い衣をまとった言葉のみ。


嫌な臭いは死の臭い。


かけられている言葉は死の言葉。


死ねばいい、と誰かが言った。








深淵侵蝕 −しんえんしんしょく−








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